裁断加工

 

フィルムやシート材料等紙管に巻かれた長尺の生地を延反して、延反台で大断ちして重ねていきます。
重ねた延反を裁断機で所定の寸法に個断ちします。
大断ち、個断ち、化粧断ち等の断裁を指します。

裁断加工
平断加工
​紙断

大きな幅を持つ長尺フィルムやシートの原反を
刃物で連続切断(スリット加工)し、ロールや
リールに巻き取る加工です。

スリット加工
 

金型・刃型をセットした打抜き機により、材料を
所定の大きさ・形状に打抜く加工を指します。

打抜き加工
 
 

刃物の付いた抜型をビクトリア式抜機に取付け
型抜きする加工です。トムソン式とも呼ばれます。

ビク抜き
​トムソン抜き
 

金属を腐食させて製作された抜型を使用します。
エッヂング刃とも呼ばれます。

ピナクル抜き
 

両面テープやシール等の材料の抜き加工において、
台紙セパレータ(剥離紙)上にフィルムやシールを
ラミネータで貼合せ、刃型をセットした打抜機で加工します
セパレータ上でカットする加工をハーフカット(半抜き)
セパレータまでカットする加工をフルカット(全抜き)と呼びます。

半抜き
​全抜き
 

抜上りはビク抜きと同じですが、自動機で打抜きされつなぎ(トメ)が無い仕上りとなる加工です。

ダイカット抜き
 

木製品、紙、パルプ製品を断裁することを指します。

紙断

<福榮産業株式会社、60年を超える歴史>

創業者福澤年雄は、長野県下市田から上京後、夜間大学を卒業、セルロイド工場に就職、その後皮革卸会社に転職しました。
その時に社長に呼ばれ、「ビニールというものが世の中に出始めた。君がその担当として商いをしなさい。仕入れ先も売り先も自分で探しなさい。」と言われ、ビニールの卸売りのビジネスを覚えることになりました。その後、同業者への転職を経て1956年福澤年雄27歳で独立することになります。当時ビニールは真新しい素材として注目され、レインコートなどは完全防水で、1万円、当時の新卒者の給与と同じ金額で売られていました。某おもちゃメーカーからは、空気で膨らむビニールの人形が開発され一世を風靡しました。フルーツの贈答品はビニールの風呂敷で包まれ、家庭やレストランのテーブルにはビニールのテーブルクロスが敷かれました。ビニールは、水や汚れに強く、透明素材であれば中身を確認することも出来る優れものとして世に広まりました。
ビニールの仕入れ・卸販売・商社としてスタートを切った福榮産業は、大きな最初の曲がり角を迎えます。材料を持って売り歩くと、お客様からそれを印刷して加工して製品にして納めて欲しいと言われるようになり、裁断工場、印刷工場、付属品会社、ウェルダー加工工場を連携してOEM生産体制の基礎を築くことになります。その頃より、日本屈指のキャラクターメーカーから、多くのビニール商品のOEM生産の依頼を受けます。財布、通園バッグ、ファイルケース、カードケース、水着入れ…。
当時の形状で現在も続く商品がいくつもあります。残念なのは、それらの市場価格が安くなっていったことです。そのうち、日本国内での生産では価格が合わなくなるものも出始めて、アジア諸国での生産・仕入れが主流となっていきます。福栄産業も20年前から中国生産を始めます。その最中1996年、創業者福澤年雄が逝去するとほぼ当時に、息子の福澤成能(当時28歳)が代表取締役社長に就任します。2003年上海に事務所を開設し中国生産・仕入れの拠点とします。現在では、ウェルダー製品だけでなく、縫製品、成型品と仕入れ、取り扱い加工商品を増やし、教育資材、業務資材としてなくてはならない資材の素材卸販売とOEM商品を取り扱う商社と変貌を遂げました。

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